可動産のライフライン事情 – 電気・水道・ガスはどうするのか?

可動産特集記事

住まいを構える上で家以外に必要になるのが、電気・水道・ガスなどのライフライン設備です。
動く家「可動産」を導入するときにはこれらのライフラインはどうやって確保すれば良いのでしょうか?

今回はそんな可動産のライフライン事情について触れていきます!

大きく3つに分かれるライフラインスタイル

可動産が電気・ガス・水道を確保するには主に次の3つがあります。

  1. 通常の家(不動産)と同じく工事を行って電気・ガス・水道につなぐ
  2. 電気・ガス・水道は外付けで調達する
  3. オフグリッド型の可動産で自給自足

1.既存のインフラ網につなぐ

一般的な動かない住居と同じように電気やガス、水道に接続する方法です。
インフラ網が可動産を設置したい土地まで行き届いていない場合、一番近いところから水道管や電線を伸ばして引いてくることになりますが、工事費は馬鹿になりません。また、山奥や田舎の上下水道がないところでは浄化槽を置くことが必要です。

2.外付けで調達する

水道タンクや発電機を用いて供給源を建物に外付けし、電気・水道等を調達する方法です。移動の融通が利きやすいですが、ランニングコストが高くなることがあります。

3.オフグリッド型の可動産を用いる

一部の可動産はオフグリッド(エネルギーや水を自給自足する)機能を備えています。
電気は太陽光発電や風力発電、水は雨水タンクや排水循環システムで確保するようです。
可動産自体は比較的高額になるものが多いですが、オフグリッドによって真に土地から解放された自由な移動生活を送ることができます!

 

可動産のライフライン確保を考えるときには、設置場所・予算・使用期間などを鑑みて適切な方法を選択することが大切ですね。
他にも疑問点がございましたらお気軽にお問い合わせください!

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