地震や洪水などの災害によって多くの人が住む場所を失う。そんな出来事が毎年のように起こっている中、住まいにも災害への備えが必要なのではないでしょうか。
可動産の中には災害時の活用を見据えて作られたものもあります。そこで今回は、可動産の特性を生かした防災ハウスをご紹介します!
1.オフグリッドハウス各種
既存のライフラインに頼らず水や電気を自給自足できる「オフグリッド」を実現する取り組みが可動産業界で高まってきている。電気については発電システムや蓄電池で、水については循環システムや雨水タンクの他、バイオトイレ等を用いて水を必要としないものもあります。
災害時にライフラインが機能しなくなっても、安心して生活を送ることができる点は魅力です!
コチラの記事で様々なオフグリッド可動産についてご紹介しています!
2.アーキビジョン21社「ムービングハウス」
アーキビジョン21社が製造する木造の高機能モバイルハウス。
北海道の会社ということもあり、寒冷な土地でも快適に生活できるよう、断熱性・気密性にこだわって作られています。木の温もりが色濃く感じられる内装も特徴的です。
日本ムービングハウス協会という団体を設立してこの建物の使用を全国に広め、災害時には被災地に移動して応急仮設住宅・避難所等として用いる「社会的備蓄」に力を入れているそうです。
西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市に、日本ではじめて移動型の応急仮設住宅団地を構え、その後の災害でもたびたび導入されてきた実績があります!
3.イージードームハウス
株式会社TCLが手がけるDIY型ドームハウス。成人男性が2人で作業して90分ほどで組み立てが完了するという手軽さで、必要に応じて分解や移設も可能です。
それに加えて地震や強風に耐える丈夫さを持っており、災害時の仮設避難所や対策本部、最前線基地としての使用が見込まれる。トレーラーハウスや多くのプレハブよりも安価に入手でき、合理的なコストで災害に備えることができます。
今回は「防災可動産」をご紹介しました。次回もお楽しみに!
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