意外と簡単?トレーラーハウスの牽引・設置の手順を解説!

可動産特集記事

トレーラーハウスやキャンピングトレーラーなど、多くの可動産は車で牽引することで移動させることができます。
「車で引っ張る」となんとなくイメージはできても、具体的にどのような手順を踏んで移動が完了するのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

今回はそんなトレーラータイプの可動産を牽引・設置する手順を見ていきましょう!

車とトレーラーを連結する

トレーラータイプ可動産を牽引するには、ヒッチメンバーと呼ばれる接続器具を車の後ろに取り付ける必要があります。画像で車の後ろから伸びている黒い突起がヒッチメンバーです。

トレーラーの接続部分の下にヒッチメンバーが来るように駐車し、手動でトレーラー接続部の高さを下げていくことでヒッチメンバーについている金属の球体とドッキングして接続が完了します!

トレーラーを引っ張って移動させる

トレーラーを設置場所まで牽引して運びます!
トレーラーの重さが750kg以下の場合普通免許のみで運ぶことができますが、それを越えると牽引免許が別途必要になります。

大型のトレーラーハウスの場合には狭い道は通れなかったり曲がれなかったりすることがあるので、事前に下見をしておくことをおすすめします。

ここで豆知識
高速道路を使うこともできますが、ETCは車輪の数で車の台数を認識しているようで、普通車登録のままで通ろうとすると2台と認識されて引っかかってしまうのでご注意ください!高速道路を通る場合には中型車への登録変更が必要です。

車とトレーラーを切り離す

現地に着いたら、車とトレーラーを接続したときと全く逆の手順を踏んで切り離します。
トレーラー接続部の高さを上げて、車を前進させればOKです!

トレーラーの水平を取って地面に固定する

水平器などを用いてトレーラーの水平を取り、画像に示したジャッキでトレーラーを固定します。
ジャッキとは車から切り離したトレーラーが自立できるように支える脚のことです。

画像のように木材をクッションとしてジャッキと地面の間に挟むことも多いようです。この固定をしっかりしなければトレーラーがぐらぐら揺れてしまいますし、最悪の場合勝手に動いて危険な状態になることもありますのでお忘れなく!

 

このような手順を踏んでトレーラーは移動・設置されます。
自分たちが行った際は、移動時間を除いた設置作業はキャンピングトレーラーの場合30分以内、少し大きめのトレーラーハウスでも1時間ほどで終えることができました。

車で牽引するトレーラータイプの可動産は移動がしやすいため、自分で移動させてみたい、繰り返し移動がしたいといった方にはおすすめです!

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