無印良品のトレーラーハウス!完全オフグリッドを実現した動く家の正体に迫る

可動産特集記事
画像出典:Magazine for MUJI LIFE

シンプルなデザインの高品質商品が売りの無印良品さんが家を売っているのをご存知でしょうか?
その名も「無印良品の家」。

そして2024年、無印良品の家からトレーラーハウスが登場するようです!
電気、水道、通信など何にもつなぐ必要が無いインフラゼロハウスを実現し、インフラが届いていない大自然の中で暮らすこともできるとのこと。

今回はそんな無印良品のトレーラーハウスの正体に迫ります!

暮らし方を、無限大に

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トレーラーハウスは車で牽引してさまざまな場所へ動かすことができます。
しかし実際に住むとなると、電気・水道などのインフラの調達ができる設備の整った場所に限られるのが現実です。

その中で、無印良品のトレーラーハウスは電気、水、通信のすべてを自給できるオフグリッドトレーラーハウスです。写真を見ると配線や配管は見当たらず、どこにもつながっていないことがわかります。

外部のインフラ設備を必要としないことで、大自然や絶景の中に暮らしたり、もしものときには安全な場所に家ごと素早く移動して暮らしの場所を変えることができます。
暮らし方を無限大に、というコンセプトにぴったりな家だと感じます。

リビング棟とユーティリティ棟の2つで自立した暮らしを支える

画像出典:PR TIMES

無印良品の家は現在実証実験中ですが、そのプロトタイプとなる家は2つの棟からなっています。
1つは寝泊まりをする「リビング棟」、もう一つは電気・水道の供給源や水回りが集まった「ユーティリティ棟」です。

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リビング棟には2人分のベッドとくつろぎのスペースが用意されています。
また、微生物の働きで排泄物を分解するバイオトイレもリビング棟に配置されています。

室内は12平米ほどの大きさですが、組み立て・分解できるウッドデッキが付随しているため室内を寝室、ウッドデッキをリビングとして使うことで広々と暮らすことができそうです。

バイオトイレは1日20回くらいのトイレであれば問題なく分解してニオイも出ないそうです。しかし微生物は寒がりで低温に弱いため、付属のヒーターで常に中を温めてやる必要があり、実は一番電気を使う設備でもあります。

もう一つのユーティリティ棟にはシャワールームとキッチンがあります。
ここで使う水は循環システムによって供給されており、200リットルくらいの水を常に浄化・循環させて使います。

電気についてはユーティリティ棟の天井および外壁に取り付けられたソーラーパネルで発電しています。作られた電気は蓄電池に貯められ、1週間雨が続くようなことがなければ不足の心配はない設計になっているそうですが、そのあたりも現在検証中とのこと。

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電波は外壁に取り付けられたアンテナが人工衛星の方向を自動で向いて送受信。大自然の中でも快適な通信環境が確保されます。
テレワークの普及によって働き方の自由度が増した現在、自由に移動しながら働き、暮らす毎日というのも夢物語ではなくなりつつあります。

今回は無印良品のオフグリッドトレーラーハウスについて詳しい仕様や使い方を見てきました。
トレーラーハウスに代表される動く家=可動産が着実に暮らしの形を自由にしていくのを感じますね!

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